日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

梶井基次郎の崖

大昔

梶井基次郎の「崖の上の感情」を読んだとき

崖という言葉によって

まさか

東京とは思わなかった10代の頃。

それが半世紀以上もたって

読書会で司会するとて

もう一度

きちんと読み直して

これが麻生・白金の

高級な地帯のことだと

認識しまして・・・

探検にいきました。

ありました。

植木坂。

様変わりはしているとはいうものの

梶井の下宿は

崖に直面していた「崖下」で

そのままの雰囲気の住宅が

ちゃんと残っていました!

飯倉通り、ロシア大使館も近い。

崖から下へ降りる草の生えた幅一メートル

あるかないかの

細い道を下りながら

かつての「梶井基次郎の下宿」の空気を

十分に味わってきました。

こんなことができるのも

読書会のおかげなんですね。

「読書会なんて・・・」

「読書は一人でするものでしょ」

突っ張っていましたが

なかなかどうしてーー

 

 

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