西宮の街
西宮の街に
降り立った瞬間
なんて明るい街なんだって
いつも思うのです。
ていうか
明るいと言うより
明るすぎるので
つまりは
「陰影のない街」って
感じてしまうのでした。
ところが
かの谷崎潤一郎は
「陰影礼賛」の中で
陰影のある街の一つとして
西宮を挙げているので
びっくり。
戦前はそうだったのかなあ。
でも
あのあたりの地面は
もともと
なんとかって
とても「明るい」のではなかった ?
まあ、どうでもいい話でしたが・・・・
ならば東京はどうか。
思うに東京こそは
陰影の街ですね。
うそ、と思う方は一度
あの賑やかで華麗な大通りから
一歩
路地に踏み込んでごらんなさいませ
よっくわかりますとも。