日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

『さざなみ軍記』から

「日付というのは

希望を抱いている人に

とってだけ必要であろう」



書いたのは

かの井伏鱒二

私はいまのところ

カレンダーを

必要としている。

けれど

いまに

カレンダーなんて

無用の長物になる

ときがくる。

明日という日に

希望がもてなくなる

そんな日を迎えたとき

私は日々

何を考えているだろう。

何も予定の書き込みのない

まっさらな

カレンダーを

ただ眺めている

だけだろうか。