日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

留守にする

明日からしばらく 「留守にする」 るすにするーー 別に「回文」を面白がっているわけではなく はい、後ろから読んでも同じって やつね。 そうではなくてほんとに十日ほど 「るすにする」のです。 新幹線や地下鉄に乗ってて 何よりうれしいのは おばあさんが…

嵯峨菊

嵯峨菊、という菊があります が めったに売ってはおりません たぶん、京都のどこかでは 売っているのでしょう。 そこでネット・・・ ついに念願の嵯峨菊を求めて 植えました。 なんという繊細な姿、 平安のみやこびとが 愛した菊なのでしょうか が・・・ 二…

二本松にて

ずっと以前 二本松に行ったことがありました 光太郎智恵子の「智恵子の実家」を 見たくて。 駅前はしーんとして どこかしら 空漠としていました。 人の気配もなく やっと見つけた「智恵子の実家」は 閑散とした道にぽつんと そこだけ古めかして建っていまし…

米沢にて

旅の話をもう少し。 以前、米沢に行きました といっても、山形に行く途中下車でしたが キャリーを引いてがらがらと 駅前の道を歩いていたけど 上杉神社までの道がわからず ある家の前で車の掃除をしていた人に 「上杉神社はどこでしょうか」 と尋ねました。 …

京都京都・・・

第二の故郷、京都へ行きました といっても別に紅葉を見に行ったのでは ありません、ただ 蕪村の跡を訪ねようとしただけ。 なのに 京都駅の大混雑に卒倒せんばかりに 驚きました いつからこんなことになってたの、 まあ、外国からの観光客が増えたのは 悪いこ…

虚業・実業

知り合いに虚業と実業の両方います 実業の一人は牛乳屋で一人は自動車整備 虚業の一人は国語の高校教師で一人は雑誌編集者 あとは全員大学教員。 ここで虚業というとみんな「言葉」に関係 する仕事ですね。 さて、実業と虚業の両方と交流していて 以前からは…

失敗?

どの国にも先駆けて安倍総理が トランプ氏に会った 自宅に招かれたのは最上の待遇 などと報道されて 安倍さん、やったね、外交上手 なんて 言ってる人もいれば いや、あれは大失敗だ すぐあとでオバマ氏に会うのに どのツラ下げて会うんだ オバマは今現在、…

花むら二つ

庭に2種類の花むらがあり 一つは小菊でもう一つは西洋種の菊科のもの(?)で 名は失念・・・ (紫っぽい花で、どこでもよく見かける) で、この二つの花むらが庭に今 満開で並んでいます。 写真の載せ方がイマイチわからないので 残念ですが・・・ 日本に昔から…

親が悪い

福島から避難してきて いじめにあった子供の手記が話題に なっています。 そのなかにあった 「ほしょうきんをもらったろう」 というクラスの子供の言葉があって ははぁん、と思いましたね、 それはその子の親が悪いんだ!! 親たちがこそこそと家で 「あの人た…

テレビのない暮らし

老婆はテレビ漬けの日々でございます とはいっても お笑いと食べ物とNHKの番宣は めったに見ないのですが。 ある日、テレビを消しました そうしたら 目が覚めたような ふっと我に返ったような 新鮮な感覚が戻ってきましたね。 テレビのない時代の老人は 日々…

くに、クニ、国・・・

お隣りさんの騒動を見るにつけ またもひとつ向こうのお隣りさんの 噂を聞くにつけ またずっと遠くの南のほうの 「国々」の果てしない騒動や 古代には栄えていた中東と呼ばれる 国々の民族殺し合いを テレビで見るにつけ つくづく老婆は思ったのです 「これら…

季節のない国

息子がハワイに連れていってくれました ほーんとに久しぶりの飛行機 機内食があまりにも豹変して安物だったのに まずびっくり。 時代は変わったのですかね それともAという会社が安かったのか・・・ いえ、日本の会社ではありません そしてハワイ・・・ どう…

親切もほどほどに

知り合いの若者が二人で ヒッチハイクするとて我が家にも立ち寄り そこからヒッチハイクを重ねてついに 四国から九州へ渡ったらしい 全部完全ヒッチハイク成功 と ここまでの話は笑いながら聞けた のだけれど 九州では乗せてくれたおじさんが 二人をホテルに…

読書のタネ

昔、司馬遼太郎をむさぼり読んで それから藤沢周平をすっかり読んで なんども読んで 宮城谷をほとんど読んで 内田康夫もだいたい読んでしまって 浅田次郎も読んで 永井路子も読んで 網野善彦も読んで それらは「夢中になれる」読み物だった のです。 単発で…

家族制度復活?

戦前のような家族制度が 家族のあり方として最高だから 憲法を変えようって??? びっくり仰天。 戦前の家族制度は長男がしっかり 一家を守って 嫁として「家」に入った女性は一生 舅・姑に「仕え」ることを旨とし とりわけ姑なんかは威張っていました 山代巴…

隠れトランプ

トランプ大統領万歳! と、叫んでいるアメリカ人たち同様 日本にも「和製トランプ」「和製ドゥテルテ」の 出現を待ち望んでいる人はいっぱいいる のではないかしら。 いつまでも遠慮しないで 「核兵器作らなきゃ日本は滅びる!」 なんて叫ぶ首相が現れて ロシ…

友ありき

久しぶりに 友と語らう時間があって つくづく幸せと思ったのでした 何がって 私の周りの数人の知り合いの女性は みな一方通行で こちらはただただ聞き役なのです そして一人、知り合いの男性は いろいろ話せるけれど 彼がまたなんとも「上から目線」で しゃ…

寂しい風景

典型的な風景でした・・・ 元気のいいどこか外国の若者数人が 普通電車に乗ってきて 四人掛けの席に二人座りました 同じ席にひとりの日本人の若者が じっとうつむいたまま スマホをいじっていました ただそれだけの風景を 通路側の席から眺めていたのですが …

言いにくいけれど

言いにくいけれど・・・ オリンピックってあっという間に終わっちゃいます ほんとにあっという間。 そこにつぎ込む異様な金額・・・ 一人の庶民としては 「もったいないなあ・・・・」という 嘆息が・・・ もちろん日本にたくさんの金メダルは うれしいです …

おそるべき隣人

またまたやられようとしている のではないでしょうか、 あのおそるべき隣人 ロ・シ・ア・・・・・・ 平気で条約を踏みにじり 戦後というのに北海道が欲しくて 千島列島から攻め込んで そのとき死守してくれた日本の 戦車部隊がいたからこそ 北海道は守られた…

菊のつぼみ

昔、オーソン・ウェルズに 「薔薇のつぼみ」という映画が ありましたけれど それではありません、 ただの小菊の話です。 庭先にほんとに言葉そのまま (こういうときに 衒学的な人は{言葉の真の意味で}なんて言います) 咲き乱れているのですが 今はまだちょっ…

利尿剤

顔がむくんだのです 行きつけのお医者さまが 利尿剤をくださいまして 初めて飲むのですが 三日目に・・・ えらいことになりまして 顔がなんとしぼんでしまった・・・ ようなのです まぶたはがくんと落ち込み 今までなかったシワシワが顔に・・・ しかもまぶ…

忘れじの風景

その昔まだ若くて元気で 山々を経巡っていたころのこと ある夏、八ヶ岳で遭難しそうになりました。 友人と二人、赤岳からの道を失い 真夜中までかかって湿原まで なんとか降りてきたものの 星もない夜 とぼとぼ歩いていると 100メートルほど先の暗闇に ぽつ…

忘れじの風景1

昔、新幹線の中で・・・ 一人のかなり高齢とみられるおばあさん が 娘、息子でしようか数人に 守られるようにして 横たわっていました。 やむを得ない移動だったのかもしれません、 私は近くの席にいたのですが 印象に残っているのは 娘、息子たちの姿。 ほ…

菜の花や

国民的に知られている俳句 菜の花や月は東に日は西に 蕪村・・・・ なんて雄大な景色 宇宙を感じさせる言葉は たったの17文字。 すごい!!! と 日本の文芸の素晴らしさを賛美していたのですが 実はこの俳句には 元ネタがあったと最近知りまして・・・ 陶淵明…