日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

その引退劇

横綱の引退会見を見ましたが あの中で二つのことが印象に残りました。 一つは「酒のせいではない」と きっぱり言ったこと。酔ってたからやったんじゃない、 その態度を見て思わずむかっとなった というのは 中高生を教える立場の先生なら 毎日経験しているで…

制服の国

日本に来た外国の人が 日本には制服の人が多いのでびっくりしたらしい ですねーー 昔、アメリカ人で高校の教師をしている という女性に出会ったことがあって 彼女の話をよく覚えています。 生徒のなかに、髪を1メートルほど立てて やってくる子がいるのよ、 …

できない子ども

小学校、中学も高校もです できない子どもを持った親は 何万といるわけですよね、 算数もだめ、英語もだめ・・・ と 嘆くのは親であって、本人ではないようで・・・ でも 心配しないでください できない子どもだって百に一つは 何か取り柄があるはずですし …

嫁と姑

とあるネット記事に けっこんするとどうしても嫁の立場が 弱いから、とありました。 反対ですよ、 姑のなんと弱いこと。 昔と違って伝承すべきものなどは 一部には例外者もいるでしようが 嫁に拒否反応を起こされます。 こういうときには蜂蜜がいいんじゃな…

ブタクサ

昔読んだ五木寛之のエッセーに 外来植物も日本に渡来してしばらくすると 日本化すると。そして人間も同じだと いうようなことが書いてありました。 もしもですね、今後70万人だかの 移民が来たり 韓国から何万という大学受験があって 韓国人で大学がもう 日…

対馬・・・

昨日ある病院の待合時間で 隣にいたおばさんと話すようになりました ーーこういうことは男性には起こらないーー なんとその人は遠い対馬出身でした。 対馬はいかがですか と尋ねると きっぱりとこんな答えがーー 対馬は韓国領になってしまうよ・・・ 話とし…

国境

昔「遠い夜明け」という映画を見ましたが 印象的だったのは ラストに主人公が ついに国境を越えた瞬間の映像。 それはチョークで引かれたただ一本の線 でした。 彼の右足は元の国に置かれ 左足は逃れた国に置かれていました。 つまり彼は一本の線をまたぐこ…

この言葉・・・

関口知宏氏の世界鉄道旅でしたっけ? あの方のひょこひょこした歩き方は 見たくないけれど 巡る先々のことは面白いので この番組にぶつかったときは見る ことにしているのですが たまたまスェーデンのことでした。 男性が5ヶ月の育児休暇で 赤ちゃんを公園で…

がっかりスポット

八ヶ岳南麓の深い森の中を うねうねと走る道路は まるで森の精が住んでいるかと 思われるような 美しくも気高い道。 そこにーー 突然現れるのですよ 5メートル四方もあろうかという 大看板に女性演歌歌手の写真・・・ にこーっと笑っているのです。 これはも…

つつ、つまらない TV

ほーーーんとに テレビがつまらなくなりましたねぇ。 明けても暮れても「はるまふじ」・・・ そんなら見なきゃいいんですけどね。 ラジオに変えたらいいんですよね。 「かけがくえん」もそうですね。 飽きちゃいました。 首相は懸命に 自衛隊が違法にならな…

辿りたい

ある本を読むと そこに行ってみたくなるようなのが いくつもありますよね。 私の中ではトップは 「墨東奇譚」(ぼくの字はさんずいがある) 「夜明け前」そして「白秋詩集」 藤沢周平の下町もの などなど・・・ でもねぇ 玉の井あたりはまだしも 馬籠はすっか…

時間割

うんと若い時 自分で時間割表を作って 暮らしていた時期があったと 不意に思い出していました。 それくらい、1日じゅうあれこれと するべきことがあったのですね。 ところが超高齢者となった今 1日のうちなすべきことはほとんどなくて 時間割表作ったら 食事…

海を失った人々

若い時に見ていた京都は丹後 久見浜湾の突端湊村に至る岸辺 そこには波が静かに打ち寄せ 撫子が咲き 砂鉄も見えていた優しい砂の浜でした が 今はもうコンクリートで固められて 渚に降りてゆくこともできない・・・ 波打ち際が消えたから 湾の海水も汚れに汚…

地面を失った人々

高層マンションを見上げて思うのです ああ、この人たちは 地面を失った人たちなんだ・・・ 不動産流の「土地」という意味ではなくて 地面、土のことです。 地球と直結している「土」には 匂いがあり 安堵感があります。 以前、庭のない人工的な住まいに移っ…

K .ギルバートの警告

日本人は卑怯なことも大嫌いですが 国際社会はスパイ、謀略、賄賂、色仕掛け 裏切り、脅迫など、卑怯なことが当たり前に 行われます。 恩は仇で返され、正直者は馬鹿を見るのが 外交のグローバル・スタンダードなのです。 以上は日本を心底愛している ケント…

女を育てる ?

立原正秋という作家の名前は 知ってはいましたが まったく読んだこともなかったのです、 たまたまBookoffで100円だったので 買ってみて 読みました、「名残の雪」・・・・ へぇ、こんな作家だったの・・・ 梅を褒めに行く、なんて表現は 優雅だし いっぱいお…

孫を支配する

先だっては「支配する母親」を書きました が 先日、目の前で 「支配する祖母」を見ました(笑) 7歳の孫娘が婿側の祖父母のところへ 正月に行くか行かないか という話。 祖父母が数日だけ、孫を連れて帰りたい となったときのことです。 その孫娘と母親側の祖…

都市郊外

数日前のこと 知人の運転で岡山市の郊外を走ったのです が 市内の中心部はいざ知らず その街並みのなんと下品なこと 爆撃で焼け野原になった跡に 無計画にけばけばしい建物が建った のでしょうか どれもこれも 建物にべたべた広告のオンパレード ピンクやど…

日本産でした

ある高齢女性と話すことがありました 彼女の夫の仕事の都合で 度々韓国に出かけていたとのこと。 30年ほど昔の話です。 そこに戦時中(そのときは日本統治下) 事業家として華々しく活躍していたという 現地の老人と知り合ったそうです。 その人が言ったのは …

ある遺言

昔、とても尊敬していたある学者がいました。 つつましく、温和で、それはそれは知性の人でした。 ついに治らぬガンと診断され入院 いよいよというとき 奥様にこう言われたというのです 「あなたはもう少し楽しんでからおいで」・・・ この言葉を いまこの頃…

高級料理

大統領をもてなすとて 日本もあちらも高級料理を用意しました ーーあちらは「高級」って感じでなかったけれどーー いわゆる料亭の高級料理のことです あれを三日続けてごらんなさい 飽きます !! 経験で申し上げるのですが 私、以前 さる高級旅館に三日間 滞…

情けない話

メラニア夫人やトランプ大統領が 日本ではこんな表情だったが 自分の国ではこうだった ーーメラニア夫人は日本でより笑っていたーー などなどの投稿が相次ぐのをネットで見て 笑ってしまったけれど 同時に情けないなぁと。 やっぱりわれわれは「アジア後進国…

竹島産のエビ・・・

トランプ大統領をもてなすのに 慰安婦と竹島産のエビ・・・ いやぁ、政治的おもてなしですねぇ。 あの席にいっそ慰安婦像をずらーっと 並べればよかったのに。 それにしてもあのエビーー ちょこんとお皿にのっかってましたね。 なんの付け合わせもなくエビが…

帰郷

浅田次郎「帰郷」は 日本人がなるたけ見たくないものを ひん剥いてしまった作品・・・ 戦友の肉を喰らうまでに ならざるを得なかった無謀な戦争。 それも日本が好んで始めたわけでもなかった のに 何万の無駄死に、餓え死に、自害・・・ これらの死に何か意…

国家の品格

藤原正彦氏によれば 「国家の品格」とは「国語」である ということですが つくづく隣国を思うに 国家の品格とは「自立度」 ではないかと。 何事につけても 「我が国はこうだが日本は・・・」 と 常に日本と比較しては 勝ったと喜び負けたと悔しがっています…

きらいな言葉

世の中で流通していて みなさん「いい言葉」としているようなのですが 虫酸が走るほど嫌いな言葉がありまして・・・ たとえば 「自分探し」なんて なにか美しい言葉のように使われます が わたくし だいきらいなのでございます。 理由は取り立ててないのです…

女性の起業

イバンカ氏の女性起業企画に 54億円拠出と安倍総理・・・ ため息の出る金額ですが・・・ しかし 女性起業家のトップは Chinaらしいですね。 わかります 日本はランク最後のほうでしょう。 Chinaでは家庭で男性も上手に餃子を作ります が 日本での家庭では夫…

権力ではなくてーー

テレビが報じたかどうかは知りません が ネットではフィリピンのドゥテルテ大統領が ついに皇居で両陛下と面談とあり・・・ 周りの心配をよそに 礼儀正しく ガムを噛んだり ポケットに手を入れたまま だったりはなく 別人のようだったみたいですね。 最近に…

「素敵な」バスツアー

去る日 友人に人数合わせだからと 無理やりバスツアーに誘われまして・・・ 温泉を巡ると聞かされていたのですが それは「温泉の近くまで」行くという意味で・・・ 行ったのは温泉などまったく見えもしない お土産店ばかり。 最後にやっとちょろっと温泉に入…

歴史の審判

とある番組で、選挙後のアンケートを 見ていたら 「今の憲法を変えない方がいい」 というのが圧倒的多数だったと いうのです。 日本国民は何を考えているのでしょうか。 やがて何十年か後になって 歴史の審判がくだるとき ローマの滅亡に似ていると 滅ぼされ…