日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

国境

昔「遠い夜明け」という映画を見ましたが

印象的だったのは

ラストに主人公が

ついに国境を越えた瞬間の映像。

それはチョークで引かれたただ一本の線

でした。

彼の右足は元の国に置かれ

左足は逃れた国に置かれていました。

つまり彼は一本の線をまたぐことで

国境を越えたのですね。

こないだの北朝鮮からの脱出劇を見ていて

あの映画のラストシーンを思い出しました。

日本やイギリスのような島国と違って

他の国々は線一つ

小川一つが国境だったりするのですね。

いやいや、日本も敗戦後

関ヶ原あたりで線を引かれたかもしれないって

話を聞きました。

そしたら東京は「ベルリン」になってて

渋谷を真ん中にどかーんと壁もあったかも。

こないだの映像で見ると

北の兵士が

国境線を数十センチ越境したようですね、

数十センチ・・・

そして日本の国境は「日本海」と「太平洋」と「黄海」・・・

なので安心していたのですね、

ずっとーー

でもこの海は今や

一本のチョークで引かれた線に等しいと

認識しなきゃいけませんね・・・

小林よしのりという

老婆から見たら不思議な日本人が

憲法改正国民投票なんかしたら

憲法改正の賛成多数になっちゃうから

憲法の発議なんかをするなと

立憲民主党主に文句言ってるのですね

あれれ

国民の総意が「賛成」であってはだめだというのは

国民の意思を無視した「独裁思想」ではないのでしょうか。

老婆は「灰色の脳」で考えてしまいました。

国境ばなしでございましたが

話が逸れたようで。