日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

制服の国

日本に来た外国の人が

日本には制服の人が多いのでびっくりしたらしい

ですねーー

昔、アメリカ人で高校の教師をしている

という女性に出会ったことがあって

彼女の話をよく覚えています。

生徒のなかに、髪を1メートルほど立てて

やってくる子がいるのよ、

他の先生で文句いう人もいるにはいたけれどね

でも、それは彼自身のことでしょ、

自由にさせているわ。

昔、ドイツで高校生の女の子に

浴衣をプレゼントしたことがあって

明日、学校へ着てゆくと言うので

思わず「そんなことしたら先生に文句を言われるよ」

と日本人発言をしました。

彼女の返事ーー

あら、これは私の服よ。

というエピソードを思い出しつつ

今朝も制服を着た子供達の通学風景を見たのでした。

制服に限らずサラリーマンなどは

一定の集団帰属意識が自然とそうさせるのですね。

みんな同じような服をきています。

そしてあの就活の風景・・・

学生たちはみんな黒いスーツ姿に身を固めて

奔走します。

集団帰属意識の典型ですね。

あのなかで一人、

「自分の服」を着て就活してそれを採用する会社

があったら

私はその会社の発展を確信しますけど・・・

この帰属意識はけれども

国民教育ーー一つのイデオロギーにまとめるーー

には適しているかもしれませんね。

日本は民主主義国家ではあるけれど

国民の意識は

「団体帰属国家」なんですね。