日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

快哉 天野教授

ノーベル賞

授賞式から

帰国してすぐの

天野教授ご夫妻に

マスメディアが

インタビュー

「教授、日本に帰られて

真っ先に食べたいものは?」

「インスタントラーメン」(だったと思う、あるいは

それに近いもの)

すると記者がすぐ

こう問い返した

「奥さんの手料理では?」

教授は照れて

「あ、はあ、手料理です」

この応答が

ずっと老婆の

しこりになってます。

つまり

メディアの頭の中は

「妻の手料理」に

決まってると

答えをちゃんと

用意していて

期待に外れて

インスタントなんて

答えられて

あわてて

自分のシナリオを

口走ったのですね。

奥様は

ロシアの大学で

日本語を教える

仕事をしています、

久しぶりに帰ったからとて

ワンパターンみたいに

「妻の手料理」などと

シナリオ作ってる

マスメディアの頭の

なんと

常識的で

「夫婦」のありようが

日本の昔ながらの

通念に囚われたままで

あることよ

と思ったのでした。

女性の捉え方が

こんなふうでは

少子化

女性の地位向上も

危ういものですね。

先進国最下位の

地位に

いつまで

とどまるのでしょうか。

「インスタントラーメン」

というお答えに

はははと笑って

あるいはそのまま

伝えればいいものを

わざわざ

通念通りの

答えを

贈呈するのですから

やれやれ・・・