日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

堀辰雄のサナトリゥム

堀辰雄風立ちぬ」を読書会で・・・

やっぱり

元教師のご老女は

軽井沢だの

外人の別荘だのが

気に入らないのですね・・・

困った。

こういう視点で読まれちゃうと

後が続きません。

それはともかくとして

恋人が入ったサナトリゥム

むかーし読んだ時

なんとなく

風の吹く高原にぽつんと建つ

印象でしたが

実際は違うのでした。

県道みたいな通りに面していて

今は自動車が走り

近くに大きな商店も。

院内にサナトリュゥム時代の記念室があって

ここに入院した文士などの

当時のままの「入院名簿」も。

竹久夢二岸田衿子などの名も。

ーーにしても

読書会の司会は難しい・・・