日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

姑憲法

これからお姑さんになる人

への

ご忠告・・・

その1

お嫁さんに

「ものは贈るな」

とくに

趣味に属するもの

服とか

ネックレスとか

絶対に

贈ってはなりませぬ。

ごみばこに

直通するおそれあり。

その2

言葉をつつしみなされ。

姑が発する言葉は

ときとして

殺人剣に

なりまする。

こちらには

なんの悪意もなくても

不用意に

洩らした言葉が

お嫁さんにとって

はい、それまでよ



なりかねませぬ。

その3

息子との距離を

きちんとおかねばなりませぬ。

おヨメさんの見ていない

ところなら

いいだろうって?

だめです

いない間に

かわいい息子の爪を

切ってあげたり

そっと好物を食べさせたり

肩をもんだり

してやりたい

のはわかるけど

それらはおヨメさんと

の間にできる

距離と比例して

広がりまする。

なぜって

こっそりやればやるほど

わかっちゃう

んです。

もう

息子は突き放して

しまいなされ。

こういうと

肝っ玉姑は

言うでしょう

なにをそんなに

遠慮することなんぞ

あるものか。

堂々と

息子にべったり

くっついて

かわいいかわいいと

やりゃいいんだと

言うでしょう。

ま、ご自由に。

ひとそれぞれ。

憲法九条は絶対だ

ノーベル賞に推薦だと

お隣りの国に

画策されて

喜んでいる

人たちみたいに

固執するものでも

ないのだから。

ご自由に。

ただ、50にもなった

息子を

手放せない

親ーー姑さんに

自立してよ、と

私の神経が

叫ぶのでした。