ばあ様の
妄想から生まれた
過疎対策
それは
県ごとに
国が
消滅危機地帯を
一箇所
選び出して
そこに
小中一貫校を
それも
一流の教師と施設
を
備え
付近の空き家を
すっかり借り上げ
宿舎や借家にあて
将来は希望の外国どこへでも
留学できる
能力を
養うことを
目標に
して
日本の大学なんか
目じゃないよ
というくらい
そんな学校を
一つずつ
作ってごらんなさい
どこかの国に
不要の援助金を
垂れ流しているのを
こちらに回したら
少しは
過疎対策にも
教育にも
潤いが
出てきますよ
と
白髪の
老婆は
歌うのでした