日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

京都ばなし(その2)

こないだ

オルシュコンヌさんの

ことを

書いたのが

きっかけで

また

京都の思い出を

書きたくなった

老婆でございます。

その昔

京都に

市電が

走っていたころ

夜の河原町

雨の中

のろのろ走る市電の

窓に

無数の灯りが

反射して

それが雨の雫と

一体になって

わたしの周りに

立っていた

学生数人

きれいだ

きれいだ

と連発していた

あのときの

光景は

よも忘れじの

京都風物詩の

ひとこま

だった

のでした。

いまも

市電が

走っていれば

いいのになあと

遠く京都を

思い出して

いる

老婆でございます。