日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

家族崩壊?

昔は家族がいっしょに

一つ屋根の下に

暮らしていたが

今は家族崩壊して

核家族とか

独居老人とか

それは日本の美しいものが

喪われたと嘆く

声として

聞こえてまいります。

しかし

私、老婆が考えますのに

お嫁さんを含めた息子家族

との同居ほど

辛いものはないのではない

でしょうか・・・

気が強いお嫁さん

であろうと

気が弱いお嫁さんであろうと

私、老婆には辛いものに

なるはず・・・

ま、それはあんたが

健康だから言えることさと

言われましたが

私、老婆は

一人で病んだら

どこか山にさまよって

自然に抱かれて逝きたい

ま、捜索が大変だから

やらないにしても

じっと一人寝たまま

静かに逝きたい

でも、何日か経つと

家が臭くなるから

これもベストではないなあ

かといって

おむつの世話を

お嫁さんにしてもらおうとは

思わないし

彼女もしようとは

夢にも思ってはいないでしょう。

昔、老婆の両親がまだ健在だったころ

お嫁さんの前で

「おれらは老後は養老院に入るか」

と笑いながら言ったら

すかさず

お嫁さんが

「そうなさったら!!」と

叫んだので

両親はすっかり

鼻白んでしまい

以来

お嫁さんの世話になることを

断念したのでした。

そうです

お嫁さんの世話になる

ってことは

よほどお嫁さんの

人格が極上でないかぎり

やめたほうがいいのです。

だから

核家族」とか

「家族崩壊」とかいって

批判するのは

私、最終段階ぎりぎりまで

「独居老人」を楽しむ人種は

度外視して議論

してくださいませ。

そして

「施設」は私、老婆には

それほどいいところとも

思えず

いずれを見回しても

辛いものかな・・・

この次は

もっとポジティブな

姿勢で

書きたいものでございます。