日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

歴史改ざん

台湾の一つの歴史

228事件・・・・

日本が敗戦によって台湾を引き上げた

その後に

大陸から大挙やってきた中華民国

台湾現地の「本省人」たちは

解放独立と喜んだのもつかの間

やってきた「外省人」によって

まるで文化革命のとき同様

数万人もの人々が虐殺された

きっかけはひとりの老婆が

道端で「違法」と決めつけられたタバコを

売っていたのを官憲に取り上げられ

老婆は生きるためだと懇願した

その老婆の頭を官憲は銃床で

叩きつけた

周りの人たちがそれを見ていた

これがたちまちのうちに

職のことごとくを彼らに奪われた

全土の本省人たちに伝わり

決起した群衆に

憲兵隊は機銃掃射を浴びせた

知識人たちは次々に処刑

このなかには東大を卒業した

弁護士などもいた。

これが228事件。

そして台北の「228記念館」に行くと

歴史はうまく糊塗されて

「暴挙に対する軍の収取」が誇張されている

ように見えたし

現地の若者に聞くと

道売りをしていた老婆に

官憲が「誤って」銃を発射したと

習っているという。

なにが「誤って」だろう

官憲は彼らの職と財産を奪い

差別し苦しめ続けたのだ。

ことほどかように

歴史は自由に勝者によって

塗り替えられていきます。

アメリカの教科書に

慰安婦のことが間違って記述されて

いるという

これに対して日本の学者が

抗議をしたというニュースを読んで

老婆はすこしばかりほっとしています

ほんの少しでも

声をあげて

歴史の真実を訴えていかねばなりません。