日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ためる

羽生結弦くん

ーー名前があまりにも素晴らしいーー

和の神髄を求めて

野村万斎を尋ねるシーンを見ました。

「西洋はすべてを表に出してしまう

けれど、狂言ではタめる」

という意味のことを

語っていました。

これこそが和の神髄

だと思いました。

タめるの「タ」の漢字は

どう書けばいいのか

よく解りませんが

変換してみました

「溜める」「貯める」「矯める」

どれも違うような気がします

とくに「矯める」はね。

つまり「出し切らないでとどめる」

って意味ですね

羽生くんの姿を見ていて

その美の意味が理解できる

ような気がしました。

真央ちゃんも日本舞踊を

習ったのですね

その姿にも

ただ優美というだけでなく

「タめる」要素がありました。

この「すべてを表に出し切らない」

和の精神ばかりは

西洋の文化にはなかったもので

王宮の華美な装飾など

これでもか、という具合。

反して日本の王宮は・・・

実際には見たことないけど

きっと

「タめる」「とどまる」

美に支えられているのでは。

けれども最近

この隠された美の精神に

惹かれる西洋の人が

増えてきたような。

日本人が忘れかけているもの

彼らが再発見するなんて。

がんばれ羽生くん

真央ちゃん。