日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

蒼穹の昴

浅田次郎蒼穹の昴

いやあ、すごかった。

漠然としか知らなかった

清王朝末期のこと

西太后は悪い意味で凄い女傑

と思っていたのに

まったく違う視点で

書かれていたし

こんなところに伊藤博文

登場するし

ラストにちょっとだけ

毛沢東が顔を出すのも

なんとも言えず・・・

李鴻章袁世凱のことも

生き生きと描かれていたなあ。

関東軍が現れる以前の

時代だったのでほっとする。

関東軍のことを抉られるように

読むのは辛いです・・・

それにしても

すごい読み物でした。

次は何を読もうかな。