日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

求めずに

知り合いの老女が嘆いたのです

誕生日に息子と子供たちは来て

くれたのに

お嫁さんは来ないのと。

喧嘩しているわけではないけど

こんなに近いのに

年に一度か二度しか来てくれないの。

いいじゃないのと

朗らかに言いました、

もともと他人なのよ

敢えて「仲良しごっこ」の真似

しなくてもいいじゃないの

喧嘩してないってだけで

いいじゃない?

ほんとよ

敢えて仲良しのふりすると

辛いわよ。

だから

付かず離れずって

いちばん楽なの距離なのよ

「およめさんは息子の妻」

だからどうって?

「うん、いいひとよ」

これでいいんじゃない?

だから

誕生日にも来てくれないのはたしかに

ひっかかるけれど

「求めない求めない」と

心の中でと唱えなさいな

楽になるわよと。

これって結局

自分自身に言い聞かせている

言葉なのでした。