2017-08-14 残酷な命 読書 柳澤桂子「認められぬ病」は 病臥する多くの人にとって 希望と慰めの書だと思います。 あれほどの絶望的な状況にあって 氏はなおも「希望」を捨てずに 生きる意志を持つことができました。 また氏はこうも言います 若くして死ぬ命は残酷である が 残酷を最後まで晒し続けてなお 生きねばならぬのもまた 同じく「残酷」であると。 そして残酷を氏は「生ききろう」と 決意する・・・ 私はいま 幾つかの症状に直面していて いつ「残酷なる命」と向き合うことに なるか というときです が このような覚悟があるかと言えば ただおろおろしているだけなのです・・・