日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

遊ぶ子供のー

小川洋子氏と河合隼雄氏の

対談集を読んだら

「子供」がどんなに奇跡的な

癒しの存在であるかという

意味のことが語られていて

「ルートくん」とか

ーーこれはあの「博士の愛した~」を

読んだ方にはわかりますーー

ほんとに老婆は同感で

表で子供の遊ぶ声がすると

ほっとします。

子供の声はどうしてあんなに

天まで届くような

よく通る響きを持っているのでしょう。

思うに

子供の遊ぶ声は小鳥のさえずりと同じ、

心を癒すものですねえ。

しーんとして1日、子供の声が聞こえない

お屋敷通りも静かでいいかもしれない

けれど

やはり

下町の子供の声がまるまる聞こえるのも

いいものですねぇ。

しかし

近頃、田舎では子供の遊ぶ声なんて

ばったり途絶えたそうです。

子供がそもそもいないか

いても

家でスマホかなんか

いじってるらしい・・・

小川や公園や

そんなところで

小鳥そのもののように

子供が歓声あげて遊ぶ姿を

見られるのは

意外や意外

東京のど真ん中だったりするのです。

ああ

遊ぶ子供の声聞けば

わが身さえこそゆるがるれ

と歌った「梁塵秘抄」の

あの感動は今もそのまま

のはずなんですが・・・

そして

保育所建設反対には

悲しいものがありますが

ピーっと笛で一斉行動やらせるような

幼稚園だったりすると

そりゃうるさいですよ。

は?

いえ、うるさいのは子供じゃなくて

先生のほうです・・・