日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ある祖母の述懐

ついこないだまで

ばーば、ばーば!と

久しぶりに会うと飛びついていた孫娘

学校には来年あがるかわいいその孫娘がね

ある祖母が自述懐しておりました

その日久々で行ったのね

するとその子、ひとりでぽつんとしてるから

あらら、と駆け寄ろうとしたのね

なんのことはない

スマホでゲームに夢中になってるのよ

私はお邪魔虫だったのね

お土産だけおいてさいならして

つくづく思いました

スマホ、ゲームは祖母から

孫娘を簒奪してしまったわとね。

これはもう時代の波でありましょうか

いずれ学校に上がったら

かわいい「幼児期」のあの無邪気さとは

お別れとは思うけれど・・・

なんとも寂しかったわよ

知人の「祖母」が述懐しておりましたが

それはそのまま私にもあてはまること

なのでした。

また別の知人の「祖母」が以前

明るく笑いながら

「(孫は)学校に行ったらおしまいよ」と

言ってたのを思い出します。

これが「祖母」という人生の通過儀礼なんですね・・・