日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ニューシネマパラダイス

というわけでーーどんなわけですかーー

元旦は泣きっぱなしでした

どうしたかっていうと

久しぶりに「ニューシネマパラダイス」を

見てしまったのです

ふだんあれだけテレビの悪口を言ってる

本人がこの始末・・・

それでももうただただ涙涙の数時間

幼年期、少年期というものの美しさ、儚さに

ひとはなぜかくも涙してしまうのでしょうか・・・

映画全盛期と没落を完璧なまでに描いたという

それが主題だとしても

私には「子供時代」の儚さ美しさが

これ以上に描かれた映画を知りません。

それにしても

「ここはおまえのいる場所ではない」

「故郷を捨てろ」という

あの別れのシーンは若者にどれだけ

勇気を与えたことでしよう、このシーンを見て

前に進めた若者は大勢いるかもしれません。

私のような老婆はただ涙しただけですが・・・

これほどのレベル、これほど知的な、そしてこれほど美しく

幼年期、少年期を描いた映画が日本にもあるなら

教えてください。