日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

老いた男は・・・

耳鼻科の待合室の雑誌で

ある精神科の医者が言ってました。

介護の必要な施設の老人は

自分の好きな看護師さんに見てもらっていると

長生きするが

離されてしまうとばたばた死んでしまうのですと。

やれやれ。

では介護の必要な老いた女性はどうなのでしょうか。

同じことかもしれませんね。

要するに

優しい看護師さんに会うと

男女を問わず救われるのですね。

昔の私ならこれを読んでこう言ったと思います、

ーーだから日本の男は、特に老人は好色のすけべなんだーー

今はそんなこと言いません、

優しい看護師さんに助けてもらった経験をしたのです、

そして事務的にことをどんどん進める

大病院の看護師さんたちの

忙しさと味気なさは一対だということも知りました。

大病院の忙しい決まりごとのなかでも

老人が救われるような介護があるのでしょうか、

そうだ、介護と看護を混同しちゃいけませんね、

と言いつつも、やっぱり老人たちは

たとえ大病院に入院したとしても

優しい看護を求めるのでした・・・・