日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

一帯一路・・・

NHKのすさまじい民衆操作を書いたばかり

ですがーー

一帯一路の現実を扱った番組を見て

これならいいんじゃないって・・・

というのは最初、また

一帯一路賛美を始めるんだろうなと

見ていたのですが

そして事実CHINAの若者たちが

カザフスタンで事業を成功させていく

のを

賛美しているように見えて

やれやれと思って見ていました。

じっさい、CHINAが隣の国のエネルギー資源

食料などをごっそり

まるで太いパイプを通してどんどん流していくように

自国へ流しているさまは

将来、この小さな隣国は資源枯渇しちゃうんじゃないかと

思ったのです。

が、この国のトップは

CHINAとウィンウィンなのでした。

つまり貧しい小国が大国になる夢を

一帯一路によって実現できると

思っているし、事実乳業者たちも

買い手がついて夢のように繁盛するのだから

「とても素晴らしい」ように見えるのでした。

しかし一方で「我々は全てを失う」と

立ち上がってデモをしている民衆も

ちゃんと報道していましたから

一帯一路の是非を判断するのは

見ている側の選択に任せて

ドキュメンタリーとしての公平さを

なんとか保った番組だったように思いました。

しかしーーそれにしても

カザフスタンポーランド、ドイツそしてイギリスまで

いまに地球のすべてをCHINAの力で覆ってしまいたい

という限りないこの欲望の前では

かれらのあの傍若無人の大声を嫌悪したり

無作法を憤ったりしている

礼儀の国・日本なんて

たったの一蹴りで吹っ飛ばされそうです。

いくら私らが

「日本は平和主義です」と叫んでも

「あ、そう、こっちは権力主義なのよ」と

あっさりつまみぐい程度の力で

やられちゃいそう・・・と

視聴者の私は思ったりしたのでした。