日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

女は汚れ・・・

土俵に女はあがってはいけない

ということでニュースがいろいろ・・・

実は昔は船もそうでした。

船玉さまというのが女の神様だから

嫉妬されるから、という理由だったかも。

そして山伏の修行道も女は入っていけなかったし

なんと杜氏が仕事する酒蔵にも女は入ってはいけなかった

だから女の杜氏なんてありえない言葉だったのですね。

そうそう、トンネル工事の時も女はダメ。

というわけで女はいたるところで「禁制」の対象に

されていました。

つまり「女は汚れ=ケガレ」という思想が根本にあって

昔、お産は家の中とは切り離された

外の小屋みたいなところで産んだのですから

つまりそのーー

「血」に対する恐れ、といったものなんでしょうかね。

しかしその「血」こそ、「命の源」なんだから

血は「汚れ」ではなくむしろ「聖なるもの」のはずですがーー

というわけで

相撲協会に限らず

政界や官僚のおっさんたちも

「オンナ、オンナ」と見くびって、つい

セクハラ!と騒がれるような下卑た真似を

してしまうのかしら。

ま、これが日本の「民度」かな。

伝統が大切といっても、

伝統にもいろいろあるってことを忘れないでくださいね。

そしてーータブーかもしれないけれど

皇室の伝統・・・女帝は存在してもただの「継ぎ目」として

であって、血統は男系に限るという

最大にして最古の伝統

これは日本男性たち最大の「オンナ」への

侮辱、でなければ「恐れ」なんでしょうか。

エリザベス女王の国では

女王の時代に大英帝国は繁栄したという

歴史があって

「女王の息子」がいなくて「女王の娘」だったら

その女性が次の王位を継ぐのです

なんて言ったら

日本の「男性」たちは憤激するのかな。

国は栄えるのに・・・