寂しい祭り
小さな町のお話です。
どんどんぴーひゃらと
お祭りがありまして
おみこしを担いだ子供たちもにぎやかでーー
と思っていたら
このおみこしが通って行く道筋には
だぁれもいない・・・
のでした。
以前のように
お祭りだと言って
故郷へわざわざ帰ってくるような
興奮はまったくないとのことでした・・・
どの家にもしめ縄が張ってあって
白い紙で作った御幣?(違うかも?)が
ひらひらしているのですが
おみこしが通ったからといって
どの家も戸を締め切ったまま。
興奮のないお祭り風景でした・・・
これが「地方」の姿なのでしょうか。
都会となると活気が半端ないですが・・・
でも昔
京都ではお祭りというと「行列」でしたが
静かなものでした。
わっしょい、わっしょいってやるのは
雅な京都にはなかったのかも。
これと
地方の寂れた祭り風景とは
同じものとは思えませんが
ほんとに寂しい風景を見てしまいましたーー