日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ゆがんだ歴史教科書

隣国の歴史教科書の

驚くべき嘘

ーー日本と戦って勝利したーー

なんて

ことを報じられていて

あっと驚きましたねぇ。

日本と戦争なんか一度もしていないのに。

なんてことを子供達は教えられて

成長するんだろう・・・

と、ここまで思った時

待てよ

日本だって

戦前の歴史教科書は

縄文、弥生ではなくて

神代から始まってなかった?

神話がそのまま「歴史」だったような

記憶がありますから。

しかしそれがただの「神話」で

「本当は」縄文式土器

続いて弥生式土器

たくさん発掘されていたことを

そして「日本の歴史」は

このような考古学から

考察されねばならないということを

当時から学者は

知っていたのでしょうね。

でも、公然と口にすれば

逮捕だったのでしょう。

天皇機関説」を唱えた

美濃部達吉は逮捕されはしなかったけれど

失脚に追い込まれました

ーー右翼に撃たれて重傷は負いましたがーー

ある国なら

美濃部氏は即、刑死だったでしょう。

歴史はイデオロギーで語られてはならないと

つくづく思いました。

怒涛のような

うねる波をかた取ったかのような

縄文土器を見て

これが歴史の証人だと

密かに思うのでした。

日本は翻弄され

絶望的な戦争に突っ込み

完膚なきまでに敗れ

GHQ支配下

国民はすっかり去勢されて

今日に至っている

けれど

まだ「学問の自由」は

保証されていて

天皇機関説」を学問的に捉えても

だれも「失脚」したり殺されたりしません。

そんな国です。

第一

浅田次郎の「マンチュリアン・リポート」に

克明にこの説のことが

書かれておりますぞ。

教科書に見え透いた「嘘」を書くのは

やめましょう。