日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

菜食主義?

昔あるお宅でおよばれに行きました、

正月明けだったからか

お雑煮がでました。

ななな、なんとまったく味がない

のです、醤油も味噌も入ってない・・・

そんなに親しいおうちではなかったので

黙っていました。

でもデザートに出たのが

おいしそうなぜんざい!

早速いただきました、すると

えっ、まったく味がついておりません

塩も砂糖も入れ忘れ??

びっくりしていると

いっしょに連れていった五歳の息子が

とつぜん

「ぜんぜんおいしくなーい!」と

甲高い声をあげたので

私、冷や汗・・・

すると奥様はにっこりと

おっしゃいました

「我が家では塩も砂糖も使いませんの。

天然のものはそのままのお味で十分

でございますから」

昔の思い出で「ございますの」。

これで思い出したのが

知り合いで強烈な「菜食主義者」のKさん

牛乳、卵、ダシじゃこもだめ。

私、かねがね思っていたのです、

この人たち「主義」で食べてる・・・

味覚や楽しみではなく「主義」で。

この人たち、モンゴルで

「菜食主義」を貫いてごらんよ

死んじゃうよ。

羊を殺してその血を飲んで

その肉を食べて内臓も利用して

その糞までも利用して

生きている人たちは

自然の掟に素直に従って

生きています。

主義で食べるなんて

贅沢だし自己満足もいいとこだなあ。

ま、他人にそれを強要しないのは

助かるけれど

その人と食卓を共にしようとは

決して思いませんね。