日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

塩加減

久々に息子一家とお食事に。

孫娘は「ばあちゃ」にぴったり

寄り添って世話をやいて

もらいたがります。

塩をふりかけてやる場面がありまして

私、孫娘のお皿の料理に

ちらちらっと塩を振りかけてやりました

それを見ていたママ

「わ、たくさんかけた」と。

実は塩をすくったスプーンには

まだ半分以上残っていたので

「これだけ残ってるよ」と

言い訳しました。

いやー、たまにいっしょに食事してさえ

塩の加減ひとつでこうですからね

あと、いかなる難題が山積していることやら。

砂糖、ご飯、しょうゆ、野菜、おやつ・・・・・

ともにする食事は楽しい面も

もちろんありますとも。

けれどその合間に

「よめしゅーとめ」はちょこっとね・・・・

ただ、うちの場合

お嫁さんは気性がさっぱりしているし

えへん、なにより私が受け流して

しまうからあとくされはそんなにも。

老婆は「塩加減」の達人でなくちゃね。

だから炊き上がったご飯が

そのまま混ぜ返さず

プラスチックのしゃもじを突っ込んだまま

炊飯器に鎮座していても

老婆は何も言いません。

実母ならなんでも言えるし

他人ならもっと気軽に言えること

でも

しゅーとめという

私には不慣れな立場では

物言うことすなわち「文句」にならないよう

自分に禁じているのです。

炊飯器のなかでご飯は一度

混ぜ返したほうが空気に触れて

おいしくなるのだけど

息子も孫もそれを味わわずに

いるけれど

何か言うとぴしっと言い返された

苦い経験があるので

二度とそういう思いはしたくないので

老婆はいつもいつも

「塩加減」でまかなってます・・・