日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

本を読む

去年は「内田康夫」にはまった

面白い年でした、ので

旅先のBookOffで同じく

「殺人事件」を扱う推理小説

山村美沙の「天橋立」なんたらというのを

百円で買って新幹線に乗り込み

さて読み始めて驚いたのなんの

あまりの稚拙な文章についていけず

10ページほどでついに投げ出して

しまいました。

こうしてみるとやはり内田康夫の表現力は

凄腕だったんだ・・・

と、比較してみてわかりました。

ただただ「推理」が面白くて読み進んでいた

のではなく

ちゃんと作家の手腕に乗せられて

いたんですねぇ。

しかし今は浅田次郎「中原の虹」・・・

もうこれには文句のひとつもなく

泣かせ上手の文章に溺れて

泣き泣き読み進めていて

読み終わりたくないと

素直に思っているところでございます。