日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

気遣いなき嫁

知り合いの女性が

愚痴を言いに来ました。

「息子の嫁、出産したので来てくれと

言うので息子と一緒に行ったらね、

親の私の眼の前で、平気で息子に

いばり散らして叱り飛ばして

もう悔しいったら」

「で、息子はどうしてるの」

「息子はおとなしく叱られるままになってた。

もういや、あんな嫁、帰り際に

ありがとうの一言もないの」

「何をそんなに怒ったの」

「ちょっと来るのがおそかった、という

それだけで怒鳴りちらしてるの。

もう、早く離婚してほしい」

「おや、離婚するかしないかは息子たちに

任せるしかないじゃない」

「あなたならどうする、こんなとき」

「私? 私だって、目の前で息子がそんなに

奥さんに怒鳴られてるのは見たくない。

だから次からは頼まれても行かない」

「でしょう。早く別れてほしい」

「おやおや、息子は尻に敷かれたまま

それでも納得して夫婦であり続けるかもよ。

別れる別れないは親の勝手にはできないよ」

「いや! 別れてほしい」

「それならあなたがまず今の夫と

別れてみたら?」

なーんて会話のあった夜でした。