日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ひきこもり

昔は聞いたこともない言葉

「ひきこもり」

もう40歳をとっくに越えた

ある男性が20歳くらいから

ひきこもっている

という知人宅に行くことがあり

偶然その男性を見てしまいました。

親は絶対に見せたくない

はずだったのですが

まったく偶然に家の中で

遭遇したのです。

抜けるような色白で

やさしい眼をして

声はか細く

でも芸術家のように

繊細な感じで

知らない人が見たら

ひきこもりどころか

絵描きさん?というような

しかしどこか壊れそうな

ガラスのようなおぼつかなさ・・・

しかし彼は子供のころ

野原をかけまわり

遊びに遊ぶ元気な子供

だったのです。

あのたくましい子供が

どういうきっかけで

ひきこもってしまったか

その「きっかけ」や

「真因」を探れれば

と思います。

それはもちろん「家族の中」に

あるのです。

家族の中の人間関係ーー

外からは見えているのですが

肝心の親たちには

まったく見えていないのです。

ひきこもりーー

これはたしかに

脳病理学の範疇にはなくて

あきらかに

「家族関係」なんですけどね・・・