日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ルーツ

昔、「ルーツ」というアメリカの

ドキュメンタリーふうのテレビドラマが

評判になってました。

ひとは何百年も前の

だれかとだれかの婚姻によって

今、生きてるわけですよね。

人によっては何百年昔まで

ご先祖が遡れる場合もあれば

ひいじいさんまで、という人もいます。

私の場合は南北朝までです。

ときどき思うのですが

ひいじいさんより以前

というより、ずっと大昔の

自分の先祖はどこで何をしていたのか

わかったらそりゃ楽しいのではと。

というより、まったく遡れないのは

とても寂しいことじゃないかな

って。たとえばはるかな昔に

先祖は高句麗から来た、なんてのも

いいなあと思います。

ルーツを知ることは自分を豊かに

してくれると思います。

自分が長い家の歴史の隅っこに

ちゃんと存在しているんだなって

そしてそれはだれも知らなくても

自分のささやかなささやかな

アイデンティティであったりします。

私の先祖が室町のころ

一色氏に仕えた水軍だったことは

そしていまもその城跡が

日本海を眼下に見下ろす山の上に

あるってことは

なぜか私を楽しませ

安心させます

あの世に旅立ったら

ご先祖に会えるかもしれないのですから。

だから子どもたちには

なにかしら家の歴史を

知っているかぎり

伝えておきたいものですが

さて、興味を持つ子がいれば

幸いです・・・