「戦闘」

昔、イギリスハーフの日本の少年が

父親の故国イギリスへ渡り

中学で勉強することになったとき

父親は息子にいじめられた時の対策にと

喧嘩に勝つための

やりかたをじっくり教えました、

実戦のやりかた。

少年は案の定いじめられました。

とそのとき

少年は父に教えられたとおり

アッパーカットというのかどうか

知らないけれど

相手を下から殴りあげて

絶対に容赦しないと

やりとげました。

すると

相手は鼻血を出し

泣き泣きあやまり

以後二人は親友になりました。

父親は息子を守るために

戦闘の実戦を教えました

そうしないと

自分の身を自分で守れないからです

これが父親の愛であり

真実です

もしここで父親が

「喧嘩しないで」とか

「平和を愛してます」とか

言え、と言ってたら

息子はぼこぼこにされ

負け犬となり

(実際そんなアジア人がクラスにいたとか)

すごすご引き下がる他ないでしょう。

「戦闘」という言葉一つに

大騒ぎする日本とは

およそ違う、リアルの世界です。