日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ある大学教授の嘆き

友人のある大学教授が

このように嘆いておりました。

小学校が夏休みに入っても

私らはせっせと授業よ

そして書類の煩雑さはすごいよ

留学生交換会ではね

その目的、成果なんてものまで

書かなきゃなんない

交換会なんてみんなで食べて

おしゃべりして楽しかった

で、いいじゃないの

わずかばかりの援助金をもらうために

どれだけつまらない書類と向き合うか

文科省って小中高の先生たちの集まりかな

授業計画も提出するんだけど

授業内容、そして驚くなかれ

その予習・復習の項まであるのさ。

学生に聞いてみなよ

だれが予習復習するのさ。

ああ、昔の大学には先生にも

学生にも「自由」の風が吹いていたものだけれど

今は書類の多忙とあほらしさの

暗い重いつまんない空気ばかりよ

昔の学生は研究室に遊びに来ていたものだけど

いまはただ「ぼく、単位とれましたか」

なんてアホづらしてくるだけよ。

日本の大学はーーまあ、旧帝大は違うと思うけどーー

ほとんど

い・ら・な・い・

と思うね。

背中丸めて歩いている彼らは

ぜーんぶ専門学校で実力つけるか

大工さんや漁師さんに弟子入りした

ほうが

日本の将来のためだね。