日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

自由業

桂文珍が関大で講義したのは

もうずいぶん昔のことで

立川談志がまだこの世にいたころのこと

ですが

講義のなかで「自由業の方」と言うと

笑いが起こってて

それは「あちらの方」のことを意味して

いるのでした。

が、ここでいう「自由業」はそれではございません。

正真正銘の自由業。

あるパーティに招かれて出席

よくみると全員「自由業」の方ばかり。

ミュージシャン、社長、政治家、お笑い

アナウンサー、バイオリニスト、

建築家、産婆さん、その他・・・

つまりサラリーマンがいないのでした。

老婆の知り合いのその人は

学業成績はマイナスのトップを誇る

という・・・その人がパーティの主催者。

学業成績、学歴、通信簿、偏差値・・・

そんな言葉がさーっと消えてゆくような

すがすがしい経験でございましたよ。

成績優秀、という言葉は

卒業式の翌日から

消えてしまうのだと思いましたね。

世のお母さまがたへ申し上げます、

卒業式までの艱難辛苦は

翌日から無になりますから

そんなことにエネルギー注ぐより

子供の成長がそんな枠組みを超えて

いくような

おおらかな展望を持って育ててくださいな

そうしたら

子供はたとえ「自由業」につかずとも

なんとか世の中を生き生きと

泳いでいくでしょう。

がーー

老婆の見た自由業あの方達は

みんな

ほんとに生き生きしていました!

みんな、目がきらきらしていました。