日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

英語がしゃべれない

日本人は英語がしゃべれないこと

最低ランクですって。

でもねえなぜ

明治になって間もなく

日本はドイツの医学

哲学、文学などを取り入れたり

することができたのでしよう。

それは「読めた」し「理解できた」からですね。

「しゃべる」のは

現地にちょっと住めばだれでもできる。

けれど「読んで理解する」のは

知力ですね。

これが優れていたから

日本はいち早く近代化したのでした。

例えは悪いけれど

アフリカの人々は植民地のおかげで(?)

英語、フランス語などはぺらぺらしゃべれますが

だからといって

文明開化したでしょうか。

自立した国になったのは

最近といってもいいでしよう。

今は小学校でも英語が必修とか聞いてびっくり。

まるで植民地政策みたい。

決して悪いことじゃないけれど

英語がしゃべれるってことばかり

あがめてどうするのですか?

もう一度念を押しますが

だれでもそこに住んだら

しゃべれますよ。

尤も中国人、ベトナム人たちの住む

ある地域ではまったく英語が喋れなくても

何不自由なく暮らしているのですからーー

日本も移民大国になったら

「日本語をしゃべらずに住む人たち」が

あちこちに町を形成していきますね。

英語をしゃべるって

別に「特別な」ことではないし

日本人のランクが最下位でも

それがどうした、と

思ってればいいのですよ。

大切なのは理性、知性、そしてーー

「文化」の受容力ですもの。

だから明治はたいした時代だったと思います・・・

そして

平成が終わって次の世代も

偉大であってほしいと

老婆は祈るのでした。