日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

人生の終末

知人の話です。

日本でも最高レベルの知性の持ち主と

昔から尊敬しているある女性70歳。

大変な病気になりました。

客観的に見て危機的な状況です。

がーー

彼女はその全てを受け入れ

なんと大病院を去って

自分の生活を細部において「楽しむ」という

生活に入ったのです。

さまざまな病的現象さえも

彼女はそれを受け入れ

むしろ

楽しんでさえいる・・・

こちらはむしろ

逆に励まされるのです。

そして

もしかすると奇跡が起こるのではないか

と思うのです。

この明るさ

この落ち着きを見ていると

人生の終末は楽しむがよいと

教えられる気がするのでした。

私だったら慌てふためき

悲しみ

動顚してしまうだろうに。

この知人の毅然たる態度を

忘れないようにしよう・・・