日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

後醍醐天皇

伊沢元彦を再読しております。

後醍醐天皇には「忠臣」を思いやる心がなかったと。

楠木正成新田義貞を見捨てていますからね。

それよりも何よりも

日本の「朝廷」は「軍隊」を持っていなかったし

持とうとも思っていなかった、ということが

なるほどと・・・

軍隊とは殺しをするから「けがれ」と考えていた、

北条氏(幕府)を倒したのは軍ではなく

天皇の威光だと考えて

軍事は無用とした。

しかし幕府は軍事勢力だからそれを倒すには

軍事力しかない。ところが貴族たちはそうではない、という。

「バカな奴らだ」と笑う資格が現代の日本人にあるだろうか?

日本の平和は平和憲法によって守られた、と主張する

学者や文化人には、後醍醐を笑う資格はない。

ーーーと、1999年に伊沢元彦は警告を発しています。

でも、未だに日本中の学者たちは後醍醐、そして「貴族」の仲間です・・・

日本は平安朝の時代から南北朝

そして現代もまた

「平和!平和!」と唱えてさえいれば平和は続くという

言霊の国なんですね。

だからこの小さな列島がいつ外敵に乗っ取られるかという

今の危機的状況も顧みず

呑気に何十万もの外国人(大半はC国でしょう)を受け入れようと

言っていますが

ゲルマン民族によって滅ぼされたローマ帝国の歴史は

忘れられてはならないと思うのです。

ローマ帝国、後醍醐。

日本に来て平和憲法、九条のありがたさを講演している

イギリス青年がいるらしいですが

あなたはイギリスに帰ってからその講演をしてごらんなさい

たちまち失笑されますよ。

あ、話が少し逸れたかも・・・