日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

とっちめる

ある知人の話です。

彼女、怒り心頭に発して

妹夫婦を前に据えて

説教したのはいいとして

もう口達者なものですから

ぐーの音も出ないほどに

相手をとっちめていったんですね。

相手も多少の具合悪さがあったものだから

反論はできないにしても

もう、そのとっちめかたが

「一つ、逃げ口のドアを開けておく」

のではなく

室を締め切って

出口がないようにして

ぎゅーぎゅーやったのですね。

彼女のこれは

その昔の赤軍と言われた

学生グループのやりかた「総括」に

そっくりです。

こんなとっちめかたは

あとで聞いた私としては

夫婦に同情しました。

ときどきこんな人いますね。

知性ある叱りかたは

どこか一つ出口をあけておいてやる

のではないでしょうか・・・