日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

ある教師は梶井をこう読んだ

ある日の読書会のことでした。

梶井基次郎の短編です。

元小学校教師のご老女の発言を

復元いたしますと・・・

「この作者は

ずっと親に頼って

自分では何も稼がないのに

銀座のライオンに行ったり

贅沢してる。」

はあ・・・・

文学作品を

このように読み解く?

って初めてのことで

司会者は戸惑うこと

この上なし。

困った。

梶井の「檸檬」では

「菓子屋で菓子を食べて

檸檬を買って丸善に置いてきた

それがどうした?」

ときたのですね・・・

司会者はまた

困った・・・

いやあ、

読書会は面白い。