2019-01-03 ある教師は梶井をこう読んだ 読書会日記 ある日の読書会のことでした。 梶井基次郎の短編です。 元小学校教師のご老女の発言を 復元いたしますと・・・ 「この作者は ずっと親に頼って 自分では何も稼がないのに 銀座のライオンに行ったり 贅沢してる。」 はあ・・・・ 文学作品を このように読み解く? って初めてのことで 司会者は戸惑うこと この上なし。 困った。 梶井の「檸檬」では 「菓子屋で菓子を食べて 檸檬を買って丸善に置いてきた それがどうした?」 ときたのですね・・・ 司会者はまた 困った・・・ いやあ、 読書会は面白い。