日々是憂日

日々是好日ー人生は好い日ばかりがつづいているかな?をちょっと逆転してみると見えてくる日々のことを綴る

隣人トラブル

よくある「隣人トラブル」のことです。

 Aは隣家のB宅への嫌がらせに

人生を賭けたかのごとく

それだけに集中してしまって

精神が他に向けられなくなってしまう

という

一種の病い・・・

近隣の迷惑とか

世間の見えぬ掟みたいのは

無視してしまえるほど

隣人宅への嫌がらせだけに

感情が向けられてしまって

制御できない

どころか

自分を客観的に見ることも

「考える」よりも感情に支配されて

その感情が「隣家憎し」の一つに

絞られてしまうという

隣人依存病・・・

これって

ある国と国との関係に

似ていませんか?

困った隣人なら

引越しも可能ですが

国は引っ越すことはできないし

この病的な隣人とずっと

つきあっていかねばならず

国が存続する限り

続くものと思わざるを得ません。

隣人依存の個人なら

警察に届けて拘留も可能ですが

国際裁判と思っても

相手は負けると感じて乗ってこないし

国連までが

日本よ謝れと

感違いの発言をする始末。

もっとも今の国連は

あの色に染められて

偏ってしまっていますが。

困った隣人トラブル

そして国家トラブル・・・

 

 

とっちめる

ある知人の話です。

彼女、怒り心頭に発して

妹夫婦を前に据えて

説教したのはいいとして

もう口達者なものですから

ぐーの音も出ないほどに

相手をとっちめていったんですね。

相手も多少の具合悪さがあったものだから

反論はできないにしても

もう、そのとっちめかたが

「一つ、逃げ口のドアを開けておく」

のではなく

室を締め切って

出口がないようにして

ぎゅーぎゅーやったのですね。

彼女のこれは

その昔の赤軍と言われた

学生グループのやりかた「総括」に

そっくりです。

こんなとっちめかたは

あとで聞いた私としては

夫婦に同情しました。

ときどきこんな人いますね。

知性ある叱りかたは

どこか一つ出口をあけておいてやる

のではないでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

30万人の移住?

C国が30万人の移住を

計画していると

ネットニュースで見て仰天。

自国の中でのことではないのです

よその小さな国へ

そこの膨大な森林を開発して

自分たちの富裕層を移住させるっていう・・・

30万・・・

南米の9000人の「難民大行進」どころじゃありません、

あっと驚く侵略が

堂々と行われるらしいのですね。

それも小さな国のほうがOKしている

というのは

札束で頬を叩かれた

のでしょう・・・

16億の人民のなかから30万人なんて

ものの数ではないかもしれないけれど

小さな国へ30万入ると

この数はたちまち100万

に膨れるでしょうから

小さな国の人口のパーセンテージで

この富裕層異国人が占める割合は

すごいです。

そしてーー

静かに

侵略が進みます。

対岸の火事

ぼんやりしてはいられない

そんなニュースでした・・・

恥ずかしい日本

日本は今

世界的に評価が高いのは

知っています。

その食文化、観光地、おもてなしなどなど。

でも

恥ずかしいなと

感じる場面の最たるものは

選挙の時です。

がなりたてる選挙カーには

心底うんざり。

名前だけ連呼して走り回るあれ・・・

あんな幼稚な選挙運動は悲しい。

西欧にはない

あの風景・・・

恥ずかしい・・・

他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません

他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません

日本中の母親が

子育ての金科玉条のごとく

口に唱えて

これさえ言えばわが子は

間違いなく

正しい道を歩むと

信じているらしのです。

ところで私の知人で母親である人は

彼女の子育ての最中

よく私に言ってましたーー

「他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません」

って母親たちは子供に言い聞かせているけど

他人に迷惑をかけずに生きることって

不可能じゃないの?

そんな不可能なこと

子供にだけ押し付けて

自分たちはどうなの?

私はね、こんな理不尽な言葉をわが子に

言うことはできないわ。

とーー

そして彼女の子供たちは

「他人に迷惑をかける」大人になったかというと

常識的な意味で決してそんなことはありません。

むしろ

どの子も人情に厚く

人に好かれる

魅力的な人間になりました。

「人は他人に迷惑をかけつつ生きるしかないのだ」

という

実存をこの母親自身が生きたのだと

思います・・・

 

 

 

 

高専の学生

縁あって

何人かの高専の学生を知りました、

そしてかれらの

素晴らしさは

言葉に表せないくらいでした。

中学を優秀な成績で卒業して

普通高校には行かず

すぐ五年生の学校に入り

一般教養の授業と同時に

専門性を少しずつ身につけていきます。

そういう制度の他に

かれらの人格形成にも

5年上の先輩を見つつ

成長するというのは

とてもいいのです、

教師以上に

かれらにとって身近な大人像を

見せてくれるし

教師以上の教師でもありうるのです。

先輩の多くは

優秀な兄貴でもあるのです。

大学生には見られない

勤勉と真面目と優秀と

すべての高専生がこうであるか

どうかは知りませんが

私の知りうる限りはそうでした。

また

不思議な縁で

「商船高専」の学生も少し

知っていますが

かれらは成績はともかく

人柄が海の男そのままに

豪胆で優しい・・・

今、日本の高度な技術の

底力になっているものの

一つは高専生の頭脳と人格が

関わっていることはまちがいありません。

街をゆくのんきそうな

ぽやーっとした表情の大学生を見ると

誠実な、引き締まった表情を持っていた

高専生を思います・・・

いい学校制度です・・・

 

PC使わない五輪相

五輪相が

PC使ってないというニュース

びっくりしました。

そのときの解説者が

70歳以上の人はーー

なんて言ってました。

え、70歳以上の人は

使ってないって当たり前に

言ってますね・・・

私、それよりうーんと年上でございますが・・・

派閥で大臣決めるの

止めましょうよ。

能力で決めてほしいです・・・

といっても

結局

官僚が仕切っているのですねーー

官僚を超える能力といえば

もう

政治力と人間力しかありませんね。

それにしても

あの五輪大臣の答弁のていたらくは

世界の恥さらしだと

本人はどれだけ認識しているのでしょうか。

己の限界を知らないのでしょうか。

潔(いさぎよ)さもまた

政治家のよき資質なら

片山氏も含めてお辞めになったらいかがでしょう。

にしても

総理大臣はなぜ

そういう人物を選ぶのか

選ばされるのか

人物ひでりと言いますか

劣化と言いますか

悲しい政治家たちでした・・・

難民大行進の謎

アメリカに向かう

難民大行進は

なんだか不思議な現象と

思ってました。

だってあれだけの人々がバスに乗り

食料を配られ

意外と保護されつつ

アメリカを目指している

しかもだれかのーーというか

SNSの呼びかけ?によって

というのもなんだか変だなあ

と思っていたら

やっぱり

仕掛け人がいたのですね。

トランプ氏への仕掛けというらしい・・・

なるほど

どこかのお金持ちが

仕掛けたというらしいので

なんだか納得しちゃいました。

そうだろうなあ

そんなことなんだろうなぁ

とーー

それにしても

国境が地続きってすごいことですね。

チョーク一本で国境って

ある映画の中で見たときは

ほんとにびっくりしました。

日本の国境は海ですが

まだしもってことは言えると思います。

これに安住していたら

大変なことになりますね。

 

 

 

 

司馬遼太郎さんが・・・

作家の訃報を聞いて涙したのは

司馬遼太郎さんと藤沢周平さん

でございました。

その司馬さんは

 チャイナの西方つまり

新疆ウイグルなどの

シルクロードの民に

愛着を持っていらして

そこを探訪されたときに

すでにもう

漢族の支配の熾烈さを知って

危惧の言葉を述べています。

あのころにして既に

そうだったのですが

もしいま

司馬さんがあの地を探訪されたら

どう書かれるか

想像を絶する思いがいたします。

ある意味

「今のウイグル」を知らないままで

いらしたことは

むしろ幸いでした、と

言いたい気がします。

それにしても

司馬さん

国というものが

「公」という基準ではなく

「私」というそれによりかかっていると

この国のような始末になると

書かれていますが

本当に

隣国たちは「私国家」なんですねぇ。

日本がいくら「公国家」の姿勢で

いても

隣国には通用しないはずですねぇ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

お肌が・・・

ネットには時々

お肌のコマーシャルが出て

美女が真っ白な顔で

にっこりしているのですがーー

不思議に思っていることが・・

どの顔もどの顔も同じに見えて

しかも

そのお肌が異様なのです・・・

いうなれば

白磁の陶器みたいな

およそ人間の肌とは思えない

陶器の人形みたい・・・

こんな肌になったら気味悪いなぁ。

思ってしまいますが

若い女性はこれでOKなんですかねぇ。

 

素直な脳

知人の 75歳男性

どう見ても50歳代にしか見えない

若々しさ。

あるときその理由を尋ねました。

その答えをずらずらと書きますとーー

脳は素直でおバカなところもあるのですよ、

だからね

いつも脳に言い聞かせているのです、

お前は40歳だよって。

そしてね、

いつも明るく振舞っているのです。

いつも感謝と笑顔を

意識して脳に言い聞かせています

すると

脳はこれに従うのですよ

脳は素直なのです。

だからあなたも

いつも「自分は幸せだな」と

すべてに感謝し

一人暮らしの最中でも

鏡に向かって一定時間

ルーティンとしてにこにこにこにこ

続けてごらんなさい

脳は「はいはい、承知」とばかり

あなたに若さと勢いを恵んでくれます。

ーーいかがでしたか?

老人の余生

お向かいにちょっと

いやな老人が住んでいて

表に出て私が何か

例えば垣根の剪定で

ちょきちょき始めると

決まって

カーテンを少し開けて覗いているのですね。

これがいやでいやでたまらなく

ご近所ストレスの最たるものなのです

がーー

実はすぐ目の前に面したその家の

縁側にテレビがあって

老人はテレビを見つつ

物音がするたびに気になって

カーテンをそっと開けてのぞくのです。

ですけど

この老人

自分で食事の用意はしなくとも

お嫁さんがいて

全部してくれるのです。

息子と妻は先に逝き

二人で暮らしているのです。

なんとも陰気な家なのですが

私、ふと思いました

1日じゅうテレビを見ているだけの

生活には

そりゃ、近くでごとごと音がしたら

カーテンをあけて覗いてみたくなるんだろうな。

1日、あのくだらないテレビに釘付けの暮らしは

地獄の沙汰・・・

そうか

こちらでちょくちょく働くところを

見せてあげるのも

老人福祉の一つかなーー

とね。

でも

この考えはたちまち吹っ飛んで

やっぱ

覗き見されるのは

ほんとにいやーーなものでございますよ。

 

 

 

 

 

落語ブーム

友人が面白いテレビドラマあるよ

 DVDを持ってきて一緒に見ました。

なんとまあ

昭和初期に帰ったような

古典的なドラマ仕立てでございました。

よくもまあ

こんなにも古典王道のドラマが

若い人たち

受けてるって?

面白い現象ですね。

その中で

「女は落語に向かない」という

セリフがありまして

これは以前から私も感じていたことでして・・・

だとすると

落語家になりたい女の人は

どうすりゃいいの?

廓ばなしや「文七元結」など

女の人の声で聴けるのかなぁ・・・

危惧してしまった私は

偏見の持ち主かもしれませんねぇ・・・

ゆがんだ歴史教科書

隣国の歴史教科書の

驚くべき嘘

ーー日本と戦って勝利したーー

なんて

ことを報じられていて

あっと驚きましたねぇ。

日本と戦争なんか一度もしていないのに。

なんてことを子供達は教えられて

成長するんだろう・・・

と、ここまで思った時

待てよ

日本だって

戦前の歴史教科書は

縄文、弥生ではなくて

神代から始まってなかった?

神話がそのまま「歴史」だったような

記憶がありますから。

しかしそれがただの「神話」で

「本当は」縄文式土器

続いて弥生式土器

たくさん発掘されていたことを

そして「日本の歴史」は

このような考古学から

考察されねばならないということを

当時から学者は

知っていたのでしょうね。

でも、公然と口にすれば

逮捕だったのでしょう。

天皇機関説」を唱えた

美濃部達吉は逮捕されはしなかったけれど

失脚に追い込まれました

ーー右翼に撃たれて重傷は負いましたがーー

ある国なら

美濃部氏は即、刑死だったでしょう。

歴史はイデオロギーで語られてはならないと

つくづく思いました。

怒涛のような

うねる波をかた取ったかのような

縄文土器を見て

これが歴史の証人だと

密かに思うのでした。

日本は翻弄され

絶望的な戦争に突っ込み

完膚なきまでに敗れ

GHQ支配下

国民はすっかり去勢されて

今日に至っている

けれど

まだ「学問の自由」は

保証されていて

天皇機関説」を学問的に捉えても

だれも「失脚」したり殺されたりしません。

そんな国です。

第一

浅田次郎の「マンチュリアン・リポート」に

克明にこの説のことが

書かれておりますぞ。

教科書に見え透いた「嘘」を書くのは

やめましょう。

 

防衛省の門で

ちょっとした用があって、

防衛省の前を通りました。

その門に立っている

門衛というのか

銃を立てて

じっと佇む若い自衛官の姿が

目に焼き付いています。

あの不動の姿勢です。

不動の姿勢というものが

あんなに美しいって

バッキンガムでもそうですね。

ところでーー

もしあれが

女性の自衛官だとすると・・・

あの美学はどうなるのかなと

考えてみました。

いやいや

やはり

あの不動の姿勢は

一種、男の美学ではないでしょうか、

と言うと

田嶋陽子氏が目くじら立てるのでしょうね。

平和でも反戦でもなく

ただ

美しいなと

感じたのだから仕方ありません。

ただし、

某国の軍事パレードや

「兵士」の行列した映像なんかは

ただただ気味悪いだけですけど。